どうして撮影禁止なの?

b0022655_2022171.jpg

ギャラリーや展覧会場などに行くと「撮影禁止」ということも少なくないと思います。
この仕事をしてからどうしてなんだろう?って考えたことは幾度となくあるんですが明確な答えは判りません。
何が正解ということ無く、それぞれの考え方があり、多種多様な理由があるんだろうと思いますので今日はそこを想像してみます。

ちなみに僕の立場は「自由に撮ってください」「綺麗にね♪」派です。
その理由は、
「現在」ほとんどの方が写真を撮る理由がネットへのアップだと思うからです。
それほど知名度もなく、まだまだ沢山の人に知って貰いたい僕にとっては、広告費もかからずに拡散してくれるのは本当にありがたいことです。
ネガティブなことも拡散されるというリスクもありますけどね。
それよりも不安なのは…あまりにも不正確な写真を撮られて、それを拡散されると逆効果にもなりかねないという事なので「綺麗にね♪」なのです。
ちなみに、
具体的に僕が怖いと思う撮られかたは⇒フラッシュ光らせて撮ったり、(広角のレンズで)すごい近くから撮ったりです。
これらはかなりの確率で残念な画になってる事でしょう…怖〜。
スマホの場合はフラッシュはあまり使われませんが、レンズが広角なので結構寄って撮られますね。

さて、撮られたくない理由をいくつか考えてみました。
1.すでに広告効果は充分なので拡散してほしくない。
2.そもそもネットという媒体で拡散されることがイメージと合致しない。客層が違う。
3.観覧目的というより単に資料集め的ないやらしさを感じる。
4.場の雰囲気を損ねる。
5.下手な写真を撮られたくない。
6.とにかく嫌といったら嫌。

写真を取る理由がネットで拡散されるということを前提に1と2が嫌がられるのは、
昔からのお得意さんがしっかりついていたり、黙っていても人気のある企画などで必要以上に濃度の薄いお客さんを集めても購買率は下がるし、雰囲気は悪くなるし。といった考え方もできるかもしれません。
実際僕も、内容によりますがローカルの紙媒体の取材など断ることがあります。それは来て欲しいお客さんとは違った層が来てしまい、余計な労力がかかってしまうからです。

3は学生さんやアマチュアで陶芸をしてる方々で稀にいるのですが、作品や展示内容に興味もリスペクトもなく単に自分のスキルアップの為だけの視点で見ている。
こんな感じがありありと伝わってくる人に写真を撮られるといい気分はしないのかもしれません。

5も先に言ったようにネットで拡散されるとそれなりの痛手です。
ある意味6が1番説得力あるかもしれません。そう、嫌なら嫌でいいんです!

他にも色いろあるのかもしれませんが、それぞれのルールが有りますので撮影禁止と書いてあれば撮らない。
判らなければ尋ねてみる、ということでいいのではないかと。あははは。
何の結論も出ない話でしたが、
僕のギャラリーは大丈夫です。個展はその会場によりますが遠慮無く尋ねてみてください。

今度の個展会場、うつわ謙心さんも撮影OK!

b0022655_1442350.jpg橋本忍 展
2016.2/11 - 2/16
OPEN 11:00~20:00(最終日 17:00まで) 
うつわ謙心
東京都 渋谷区渋谷2-3-4スタービル青山2F



次回はスマホでの写真の撮り方を解説してみようかな。

!→…ranking
b0022655_166360.gifb0022655_1663534.gifb0022655_1665319.gifb0022655_1671418.gifb0022655_167276.gifb0022655_1673932.gif
by tenstone | 2016-01-14 20:07 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://tenstone.exblog.jp/tb/25268108
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by atelierhitsujikai at 2016-01-15 16:18
こんにちは。いつも更新を楽しみにしています。
橋本さんと同じく私も写真は撮ってもらってOK派です。
ネットでどんどん宣伝してほしいので「宣伝してくださいね」って言ってます。
OK派とNG派はどっちが多いのでしょうね?

撮らせてほしいとお願いすることも多いのですが、展示会やイベントでは断られたことはありません。
デパート内の展示会で明らかにデパートの店員さんらしき人にダメ元でお願いしたらやっぱり断られましたけど・・・・。
これは何番の理由なのか気になりますね。
Commented by きりん at 2016-01-15 17:35 x
橋本さん、こんにちは。
デパートでのことですが、撮影する時に万が一 回りの人物、お客様等が写ってしまった場合、
その画像がなんらかの媒体で世間に流出した場合
個人情報の流出等の問題となる事があるので撮影禁止に
していると聞きました。
実際、グループ展の時に作家が自分の作品を撮影している時に
近くを通りかかったお客様が
「私が写っていたら どうしてくれる?!!!」
と、怒りまくられた事がありビビリました。
デパートのお客様はクレーマー等、いろんな方がいらっしゃいますから
神経使います。
Commented by usaji_iwatejp at 2016-01-15 21:26
橋本様。
少し前に、ずいぶん不躾なコメントを書いちゃった者です。
陶芸の世界の大先輩に対して勢い余って失礼なこと書いちゃったと、その後かなり自分でも落ち込んだりも。。。
改めまして、その節は大変失礼いたしました。

実は自分は、陶芸を始めるもっと前から写真をやっていまして、撮影に関しては人並み以上の機材を持っています。
でも、陶芸作品を撮るのはホント難しいです。
自分の本業が動き物(動物&スポーツ)撮影だからという言い訳は抜きにして、光沢のある器、色合いに奥行きのある器の撮影は一筋縄ではいきません。
そういった意味で5番の気持はとてもよく分かります。

また、3番について。
修行中の身である自分として、作品と作者様へのリスペクトを込めて「色が素敵なので」「形が素敵なので」「撮らせていただいてもよろしいですか?」という場面が時々あります。
その際にはきちんと自分の身分を明かした上で、カメラの液晶を見ていただいて「こんな風に撮れました。参考にさせていただきます」と、お伝えさせていただいてます。

自分は、昨年クラフト展に3回出店したばかりのルーキー陶芸家です。
その3回の中で実は一度も、お客様から「撮らせて」の言葉をいただいた事がありません。
いつか、第三者が撮影したくなるような作品を創ることが当面の目標でもあったりします(笑

今後とも橋本様のご活躍と、ブログでの情報発信を楽しみにしております。
寒さ厳しき折から、くれぐれもご自愛下さいませ。


Commented by tenstone at 2016-01-15 22:45
□ atelierhitsujikaiさん
作家はOKが多いと思いますが、会場はいろいろなように思います。
百貨店は次コメントできりんさんが仰るように肖像権的な?こともあるんですね。

□きりんさん
そうか!、百貨店はなにかと安全策を取らざるをえないでしょうから仕方ないですね。
怖い怖い。。。

□ usaji_iwatejpさん
コメントについて僕は覚えていないので、、、たぶんどうってこと無いんじゃないでしょうか(笑)
3番の人って雰囲気でわかるので、そうでなければ普通に撮られても気にならないんじゃないかなと思ったりします。
僕だったら、余計に説明されると面倒くさくなっちゃう(笑)


札幌の陶工房&器ギャラリー【STUDIO TENSTONE】橋本忍の作品紹介や陶芸のお話。下のマイクマークからインタビュー記事へ


by tenstone

プロフィールを見る

カテゴリ

全体
お知らせ
陶芸コラム・column
作品・works
技法・technique
道具・TOOL
展示・exhibition
メディア・掲載
私事
趣味的な話
プロフィール
未分類

お問い合わせ
ホームページ
Online Store4/20up
陶芸用エプロン

STUDIO TENSTONE
北海道札幌市白石区平和通9丁目北10-16
電話011-866-5067
OPEN 10:00~18:00 日祝休

※個展などで留守にしている事もありますので、お越しの際はご一報ください




2017年スケジュール

ワークショップ&個展
7月24日〜30日
Penélope Vallejo Studio他
(スペイン)

『お茶をたのしむうつわ展』~台湾茶~
8月4日〜10日
イル・ドーノ千歳

個展
10月13日〜15日
@札幌

うつわごと 2017
11月1日〜6日
@大阪

▼終了▼
カップ&ソーサー展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
企画展
3月22日〜28日
銀座三越
一輪挿し展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
橋本忍展
2月9日〜14日
@うつわ謙心(東京)




2016年の活動
2015年の活動
2014年の活動
2013年の活動
2012年の活動
2011年の活動
2010年の活動
2009年の活動
2008年の活動





作品取扱店
■Galerie h(Geneva)
■il dono千歳(北海道)
■人禾生活有限公司(台湾)
■物.品 Wu-pin(北京) 
■gallery Eclectic (London)
■ivory (webshop)
■うつわ謙心 (東京)
■WAGOKORO (webshop)
■OEN (webshop)
■はしもと陶芸館 (北海道)
■Maud and Mabel(London)
■待入荷(北京)
朝阳区新源南路16号世方豪庭一层






Shinobu Hashimoto


Twitterボタン

以前の記事

2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
more...

検索

タグ

最新のコメント

ありがとうございます。
by toujinsha at 06:26
了解です! 伺う時は工..
by さくさく at 23:10
□さくさく さん 工房..
by tenstone at 00:18
今は横浜在住ですが、夏に..
by さくさく at 17:13
□さくさく さん そう..
by tenstone at 02:00