カテゴリ:陶芸コラム・column( 891 )

土鍋はオリジナルデザインです

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数年前に僕の土鍋と同じ構造デザインの土鍋をネットで見つけました。
色や細部は違うけどこのデザインの肝となる「構造」が同じもので、それは作家がネット販売しているものでした。
陶芸の世界では似たようなものが出来てしまう事は多々ありますが、この土鍋に関しては。。。
僕は何も模倣せずに構造からデザインしていったので、超偶然の一致かパクられたということですね。
アマチュアの方が模倣、参考に作られるのは全く問題ないと思っていて、どんどん参考にしていただければと思いますが、プロの作家があからさまなパクリで商売するのには全力でモラルとプライドを疑います。
かといって僕が何かアクションを起こせるわけでもないので、ここであらためて言います、
「僕のはオリジナルです!」



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by tenstone | 2017-11-23 00:37 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

御礼 『うつわごと2017 』

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STUDIO TENSTONE の同門展「うつわごと2017 」は終了しました。
メンバーの殆んどが大阪での展示は初めてでしたが、僕たちの作品を見に多くの方に来ていただきありがとうございました。
まだまだ力不足の僕たちですが歩みを止めることなく進んでいきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いします。



また大阪にも帰ってきたいですネ

b0022655_12393215.jpgSTUDIO TENSTONE 同門展
うつわごと 2017
2017年11月1日〜6日
OPEN 12:00~19:00(最終日は17:00)

橋本忍 杉田真紀 水戸美鈴
岩山陽平 中島知之 飯田万綾
かやのあきこ 小野俊 土合由美


会場 : wad+
大阪府大阪市中央区南船場4-9-3 東新ビル3F
tel 06-4708-3616 http://wad-cafe.com/
うつわごとHP http://utsuwagoto.tumblr.com/


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by tenstone | 2017-11-06 22:50 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

4次元的な美の解釈


昨年バイクに取り付けたパーツのネジが錆びていた。
僕は錆や汚れ、傷も好き。
2001年製のバイクに付けた2016年の部品が錆を纏うことで一体化したように見えた。そして、そこに時間軸が生まれたようにも感じました。

(ここでいう4次元は立体+時間軸)

陶芸を含めた日本の美意識の中には何かこういった時間軸が付加されていることもあるんじゃないかと。
陶芸ではピカピカの美しさもあるけど、寂びた美しさを表現することも多い。
古びて見えたり、一見汚れて見えたりという事をわざとに表現している。
こういった表情は作品に時間軸を付加し易くすることになる。
時間軸が加わるとそこに物語が生まれ作品の深みが増すのかも。

良くも悪くも時間が価値の基準として捉えられる事は多い。
アンティークや遺跡、年長者に対する敬意、枯れゆく木々、本来の価値以上に時間価値の付加が多いこともある。
一方で、100年前も100年後も変わらず輝くダイヤモンドの美しさもある。

ネジの錆で多くのことに合点がいったのだけどマクドナルドでこれを書きまとめるのは
面倒になってきたのでまたいずれ。

これから同門展「うつわごと」の搬入設営に行ってきます。
いよいよ明日から始まりますので大阪方面の方々、是非お越しください。
僕は会期中ずっと在廊しています。

b0022655_12393215.jpgSTUDIO TENSTONE 同門展
うつわごと 2017
2017年11月1日〜6日
OPEN 12:00~19:00(最終日は17:00)

橋本忍 杉田真紀 水戸美鈴
岩山陽平 中島知之 飯田万綾
かやのあきこ 小野俊 土合由美


会場 : wad+
大阪府大阪市中央区南船場4-9-3 東新ビル3F
tel 06-4708-3616 http://wad-cafe.com/
うつわごとHP http://utsuwagoto.tumblr.com/


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by tenstone | 2017-10-31 11:34 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

なには無くとも窯

陶芸家にとっての必需品といえば、まずは「窯」です。
イメージ的にはロクロの印象が強いとは思いますが、焼かなければそれはただの粘土遊びです。
ロクロは無くても作品は作れますが焼かなければ陶器にはなりません。

これから陶芸家になるという人に向けた話をしようと思います。
まずここでいう陶芸家とは、すぐには無理かもしれないけど職業としてそれで食べていくことを目指す人と定義しておきます。

陶芸窯にはいろんな種類があります。
電気窯・灯油窯・ガス窯・薪窯など。その規模も家庭用の小さな電気窯からトンネル窯や登り窯まで多種多様です。
僕は電気窯を使っているので他の窯については分かりませんが、電気窯のサイズについては考えがあります。
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左の窯が 200v三相13kw、右の小さいのは 200v三相8kw
大きい方は本焼き、小さい方は素焼き専用に使っています。
素焼きの窯は数年前に中古で安く買い足したもので、もともとは13kwの窯1台でやっていました。
最近はちよっと焼く回数が減って月2〜3回ほどの本焼きだと思います。
回数が減った理由は、陶芸キャリアとともに手間のかかる作品が増えたことです。

《買うべきでない窯》
職業としていくには稼がなければなりません。通常は駆け出しの作家の作品は安値で売ることになりますが、その価格で利益=生活費を稼ぐには数量を売ることになります。
そう考えると焼成できる量が大事になるわけです。
100vの電気窯はあり得ません。サイズが小さすぎ1回にやける作品数は数点、しかも板皿も焼けないようなサイズです。
焼成面でも十分とはいえませんが、それは作風がそうだと言えば否定はできません。

僕の素焼き窯(8kw)程度の窯を検討する人がいますが、僕はお勧めしません。
経験的感覚ですが8kwくらいの窯でフル稼働していても作家として食える状態にはなりません。
もちろん1点の単価が高くなってくればそれも可能なことでありますが、器作りをメインとした一般的な活動だとすぐには単価が上がることはないでしょう。
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この窯でも板皿を焼くのはつらいです。(素焼き窯としては本焼きの窯に対してちょうどいいサイズです)
環境(窯)のせいで作りたい作品、作るべき作品を制約されるのはとてももったいない事です。


電気の「三相/単相」についても「あまり使わなければ安くすむ」という理由で単相を選ぶとフル稼働した時に結局高くつきます。
職業としてそれ一本でやっていく気なら、それなりのサイズの窯をそれなりに稼働させなければ成り立たないのです。
小さな窯でまわるくらいだといつまでたっても食えません。その時に買い足すくらいなら初めから大きめの窯にした方が安上がりです。
自分なりのリスクをとることはとても大事で、それが目標や覚悟を明確にしていってくれると思います。

最後にもう一度言いますがこれは職業としての陶芸家についての話です。そうではないスタンスでの活動をする人は手頃な窯を買うべきだと思います。

b0022655_12393215.jpgSTUDIO TENSTONE 同門展
うつわごと 2017
2017年11月1日〜6日
OPEN 12:00~19:00(最終日は17:00)

橋本忍 杉田真紀 水戸美鈴
岩山陽平 中島知之 飯田万綾
かやのあきこ 小野俊 土合由美


会場 : wad+
大阪府大阪市中央区南船場4-9-3 東新ビル3F
tel 06-4708-3616 http://wad-cafe.com/
うつわごとHP http://utsuwagoto.tumblr.com/


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by tenstone | 2017-10-20 01:31 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(2)

『Sow』展は11月19日まで

本日初日の『Sow』へ行ってきました。
会期中何回かワークショップが行われるのですが今日は彫刻家の藤沢レオさんによる「鉄たたけます」。


その様子や会場の様子をFaceBookでライブ配信した動画ご覧ください。
(はじめの1分ほど画面が横向きになっちゃってますが。。。)


この後も色々なワークショップが予定されていますのでこちら↓でチェックしてください。


来週は個展も始まりますのでよろしくお願いします。
b0022655_23092100.jpg橋本忍 展
2017.10/13(金)〜15(日) OPEN 11:00~18:00 
会場:札幌市中央区南1条西1丁目13-1 マナー白鳥ビル 401
作家在廊:全日

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by tenstone | 2017-10-08 00:18 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

今回の個展について

10月13日から札幌で個展をやらせてもらいます。
地元札幌での個展は久しぶりで、調べてみると最後にやったのは2009年ギャラリー門馬ANEXでした。
その時は自分で会場を借りた自己開催で、このあたりから自分の活動方針を漠然としたものから目標、方向性のあるものに転換しました。
札幌を避けていたことはないのですがその道を一生懸命走っていたらいつの間にか8年経っていたという感じです。

実は今回の個展、主催は自分でもギャラリーでも器屋さんでもなく、してくれたのはユーザーの方なんです。
自分の好きな作家の個展を自分でやってしまおうというストレートで情熱的な提案、これは作家冥利につきるというか大変光栄なことだと思い快諾させてもらいました。
なので会場は市内のレンタルルームで会期も3日間というイレギュラーな感じですがとても楽しみです。

今回は普段使いのうつわを中心に制作しています、僕も3日間在廊しますのでお近くの方は是非お越しください。
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個展に向けて麻葉紋のフラットな大きめな角皿も作ってみましたよ。

b0022655_23092100.jpg橋本忍 展
2017.10/13(金)〜15(日) OPEN 11:00~18:00 
会場:札幌市中央区南1条西1丁目13-1 マナー白鳥ビル 401
作家在廊:全日

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by tenstone | 2017-09-30 20:35 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

instagram

このエキサイトブログにもインスタグラムの投稿を貼り付けれるようになっているって今気が付いた。
でも動画の投稿はリンクなんだね。

↓この投稿は動画です。クリックして見てねよかったらinstagramもフォローしてください。

by tenstone | 2017-09-19 11:02 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

新作の呪い

毎日モノつくりをしていると、いずれ自他から新作を求められることになるでしょう。
この時にタイミングよく新作が出来ていればいいのですが、そうではない期間が長いと「何か新しいものを作んなきゃ」という新作の呪い(笑)にかかってしまいます。

まず「新作」とは何でしょう?湯呑みの形を変えて新作の湯呑みです!と言ってもいいかもしれない。
定義には色々あるでしょうが僕の場合は技術的に新しい事をした時に新作と実感しているかもしれません。形が違う程度だと「新しいバリエーション」って感じでしょうか。
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次に制作プロセスについてですが、
僕は作品を作る時に「信じるものを作る」という事を心がけています。
これは雑音なく目を閉じて体の深いところから自分が良いと思うもので、世の中の価値感とか誰かの価値観ではなく自分だけの価値観でいいと思ってます。
作る時に「何か」になろうとする意図や、逆に「何か」にならないという意図も排除します。
こうして純度を高めていったものを完成形としてイメージし、そこをゴールとして逆算的に制作工程を練り実現していきます。
そこで未熟な技術や無知なことで完成度からマイナスされていきます。

話を戻すと、
作る時にこうして雑音を排除するので「新しいものを作んなきゃ」という意図も入らず、新作という定義もどうでもよく(笑)「呪い」にはかかりにくくなりました。
ただし経営者目線では多少焦ることもありますが(笑)
この呪いの一番怖いことは「新しいもの」が念頭に来るため「違うもの、変わったもの」という似て異なる結果に走ってしまい自分自身を見失ってしまうことです。

(所謂)新作が無いときはいつもの仕事をこなし、まだ見たことない人に見てもらう努力とか、日々インプットされたものを消化するための消化器官強化に努めています。
出てこない時に無理に出しても未消化の変なものになってしまうので焦らずにいます。
そんなことはないだろうけど、ずーっと出てこなかったらローリングストーンズのようにずっと同じ曲をやっててもアリかなって(笑)



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by tenstone | 2017-09-13 22:23 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

芸術の秋。かな?

まだ秋の匂いはしないけど、一気に気温が下がってきた札幌です。
基本的に夏の間はスケジュールに展示会を入れないようにしているんだけど今年の夏はなんだか忙しかった。
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そして例年通り10月からは展示会が続きます。

10月7日〜11月19日 Sow展 札幌芸術の森

10月13日〜15日 橋本忍展 札幌 
10月21日〜29日 飯碗展 イルドーノ札幌店
11月1日〜6日 TENSTONE同門展「うつわごと」 大阪

詳細は随時アップしていきます。


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by tenstone | 2017-08-30 21:43 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

横手の急須

久しぶりに横手の急須を作ってみました。
もあまりにも長い間作っていなかったので、久しぶりというより初めてと言ってもいいくらいかも。
もっとレベルアップしないといけませんね。。。
うまくいけば次の個展に出します。
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by tenstone | 2017-08-24 19:50 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)


札幌の陶工房&器ギャラリー【STUDIO TENSTONE】橋本忍の作品紹介や陶芸のお話。下のマイクマークからインタビュー記事へ


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STUDIO TENSTONE
北海道札幌市白石区平和通9丁目北10-16
電話011-866-5067
OPEN 10:00~18:00 日祝休

※個展などで留守にしている事もありますので、お越しの際はご一報ください


2017年スケジュール

個展
10月13日〜15日
@札幌

うつわごと 2017
11月1日〜6日
@大阪

▼終了▼
『お茶をたのしむうつわ展』~台湾茶~
8月4日〜10日
イル・ドーノ千歳
ワークショップ&個展
7月24日〜30日
Penélope Vallejo Studio他
(スペイン)
カップ&ソーサー展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
企画展
3月22日〜28日
銀座三越
一輪挿し展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
橋本忍展
2月9日〜14日
@うつわ謙心(東京)


2016年の活動
2015年の活動
2014年の活動
2013年の活動
2012年の活動
2011年の活動
2010年の活動
2009年の活動
2008年の活動



作品取扱店
■Galerie h(Geneva)
■il dono千歳(北海道)
■人禾生活有限公司(台湾)
■物.品 Wu-pin(北京) 
■gallery Eclectic (London)
■ivory (webshop)
■うつわ謙心 (東京)
■WAGOKORO (webshop)
■OEN (webshop)
■はしもと陶芸館 (北海道)
■Maud and Mabel(London)
■待入荷(北京)
朝阳区新源南路16号世方豪庭一层



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