カテゴリ:技法・technique( 123 )

[♯106]それでも生化粧

このブログで化粧について記事を書くのは何回目でしょうか
僕はいまだにチャレンジャーなのです

北海道のこの季節、化粧がけにはますます辛くなってきてはいますが
男ハシモトシノブ頑張っています!!!

今回は新しい試みをやってみました
「あつ化粧作戦」

作品は平鉢(高台の小さな皿)です
大きさは15cm程ですが作りは薄く、角度も悪く手強そう

まずは熱い棚板作戦の準備を。
そして、化粧の調整なのですが
まず上水を捨て濃いめにします、そして熱湯を注ぎ
化粧自体の温度を上げます
今回はぬるめの風呂湯くらいでした
あったかい化粧は新鮮な感じで、根拠なく今日はいける!と思ったりして…
b0022655_22171449.jpg

結果、何点かは切れてしまいましたが
この形、この季節にしてはまずまずといった感じで
崩壊の割合を数パーセントは減らせたのではないかと思います。
ここのところ化粧に連敗中だったので、これで少しモチベーションが上がってきた!
でもやっぱり、早く夏にならないかな〜

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by tenstone | 2005-11-28 22:27 | 技法・technique | Trackback | Comments(11)

[♯101]コーヒードリッパーと焼き物屋

今回注文を頂いて、はじめて作りました。
けっこう手間がかかりますね(汗)
はじめて作るので、1個の注文にたいして3個作ってみました
カップ&ソーサーを作る要領ですが、少しだけ僕なりのこだわりが…
b0022655_20585142.jpg

デザインは全く凝っていません(^^)  機能重視
カリタ式?だかメリタ式?だか…とにかく「1穴で」という注文なので
三角錐の1穴。穴の辺りにはスリットをいれペーパーが密着するのを防ぎます。
多分、穴の大きさも味に関係するんですよね?(今回は適当です)
b0022655_20594083.jpg

裏面は、色々なサイズのカップが収まりやすいよう溝を何重にも彫っています。
b0022655_210245.jpg
こんな感じで作ってみましたがコーヒードリッパーに詳しい方いらっしゃいましたらご意見下さい。

扱い安さを考えて、普段はやっていない白い釉薬で真っ白にしようかと。
大丸百貨店での個展で気に入って頂き、注文してもらったのですが
打ち合わせをしていると、色々な要望があり今回はあまり自分を出さずに
ご要望に応えることにしようと思いました。

受注制作はいつも悩みます。
僕の力量で出来るのか、
完全に自分の作風でいくのか、
どこまでお客さまのイメージに応えるのか、
注文される方が何を求めているのか、
僕を求めているのか、
物を求めているのか、
最後に値段でまた悩みます…

全くやりたくない自分らしくない仕事をした事がありました、出来上がると
お客さまは凄く喜んでくれました。
僕も精一杯やったので嬉しかったです。その後、更に注文して頂きました…(複雑な心境)
でも今のところは全てが勉強になっているので悩みながら対応していこうと思っています。だいいち仕事選べるような立場でもないです(^^;)
「あなたの喜ぶ顔が見たいから」ドンドンお仕事下さい!m(__)m

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by tenstone | 2005-11-16 21:10 | 技法・technique | Trackback | Comments(12)

[♯99]撥水剤で釉抜き

Tyawanya-Kobeさんyaduki-sionさんもやってる釉抜き。ちょうど僕のも焼き上がりましたので
b0022655_17291994.jpg

僕の使っている撥水剤は新昭和コートのCP-E2という物で釉薬の上にもかけれるタイプです。
素焼き地に、まずオレンジ色の釉薬を筆で大雑把に模様を書きます
その上に撥水剤で模様を書きます
最後は黒にドボン。
b0022655_17371447.jpg

小技ですが、撥水剤を筆先で弾いて「しぶき」をつけたり
成形や削りで表面を立体的にしておくと表情が良くなります(と、僕は信じています)
b0022655_17402882.jpg

バリエーション
b0022655_17414238.jpg

この色使い、ジャイアンツファンではありません。
コンサドーレ(札幌のJ2チーム)カラーでと思い、始めたのですが
ジャイアンツっぽいですよね…

b0022655_1921125.jpg
追加でこれも、
黒土に透明釉でイメージはお城の城壁
(因みにこの作品は照明です)

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by tenstone | 2005-11-13 17:48 | 技法・technique | Trackback | Comments(11)

[♯96]化粧もストーブで

<土泥棒>兵庫・三田の田んぼで1トン 目的は?
こんな事件があったそうですが、「土」といえば陶芸しか連想できない僕です。
さて真相は?

■本格的に寒くなってきた北海道。
化粧がけも乾かず、水分の回った作品は崩壊の確率が高くなります。
b0022655_1327314.jpg

ストーブの上で棚板を熱しておき、そこに化粧がけした作品を置いていきます。
ドライヤーの場合、1回にかけれる個数が少ないのと、裏面がかけられない。
風の当たっているところばかりが乾き、そこがめくれることも…
この「熱い棚板作戦」だと裏から広い範囲で暖めてくれます。上からドライヤーをかけることも可能。
急乾になるかなぁと不安はありましたが今のところ失敗はありません。

※熱い棚板の取り扱いにはよく注意して下さい。熱いです(^^)

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by tenstone | 2005-11-08 13:26 | 技法・technique | Trackback | Comments(10)

[♯92]黒土+伊羅保

まずはお知らせです
11月3日は文化の日という事でなのかイロイロあります。

白老窯 秋の陶芸市に出展します

札幌デザイナーズウイーク2005「小雪」出品します。丸井今井南館5階・特設会場(札幌市中央区南1条西2丁目)

SAPPORO FACTORY CREATORS STAGEサッポロファクトリー・レンガ館2階(札幌市中央区北2条東4丁目)で常設展示

すべて11月3日より
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

僕の「黒」のバリエーションの1つ、「黒泥に伊羅保」を紹介します
伊羅保はボーメ25くらいです
テクニックは必要ありません掛けて焼くだけ
釉のムラが土っぽさと金属的な質感を出します
b0022655_19321066.jpg

全体のイメージ
b0022655_19331180.jpg

バリエーション
b0022655_19334556.jpg

このカップは
黒泥に砂をまぜ、荒めにしておきます
作ったら
面取りの要領で表面全体を削ると砂が引っ掛かって細かい傷ができます
そこに白化粧や赤土を擦り込み、綺麗に拭き取ると傷の中だけ色が付きます
あとは素焼きして、伊羅保をかけて本焼きして完成!

参考になりました?
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前記事の「ヘラの使い方」知っている方、教えて下さい!
by tenstone | 2005-10-29 19:47 | 技法・technique | Trackback(1) | Comments(10)

[♯78]粘土の再生は?

てるみんさんの石膏鉢見て

僕は素焼き鉢で再生してますが
石膏鉢は使ったことが無いです。

再生の手順は
乾燥した土を泥にして→篩いを通して→布を敷いた素焼き鉢にいれる→練れるくらいになったら、まとめて寝かす
こんな感じです

さて、素焼き鉢、石膏鉢、それぞれの利点は?
皆様のお知恵拝借 m(__)m

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by tenstone | 2005-10-01 00:36 | 技法・technique | Trackback | Comments(10)

[♯73] 生化粧の裏技!?

化粧は生がいい……………なるべく。。。

やっぱり質感、使用感が違う
一般的には天気の良い日に「やー!」とやってしまえばいいのでしょうが
ここは北国、しかも街中、ビルの中では日向に置くスペースも無く、
特にきわどい形は生掛けする勇気も無く断念する事もしばしば
みなさんはどうしているのでしょう?

僕の生化粧対策
□(丈夫そうな物の場合)扇風機の風をあてる
□ドライヤーを使う
□窯が熱い時はその近く、または上に、または中に
□冬場は温風ストーブの前に
□カセットコンロで熱した棚板の上に
□↑+ドライヤー
□できる場合は化粧に耐えられる造りにする
b0022655_17365.jpg

窯の熱を使うのはなかなか良いのですがタイミングが合わないと出来ないので
熱い棚板+ドライヤーが比較的安心です
ただし生産性は悪いです

■今のところの結論
これで完璧!というのが無いので
その時、その物に合わせていくしか無いのですね(^^)
まだまだ研究!

すいません!結局裏技は見つかりませんです。


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by tenstone | 2005-09-21 01:28 | 技法・technique | Trackback | Comments(7)

[♯65] 二酸化マンガン

[♯62] 鉄黒のコメントの中で出て来たマンガンについて

水で溶いた単味のマンガンを筆塗り、酸化焼成
マンガンの濃さによって茶〜金属的な黒までいろいろな表情が見えます
下の写真は青っぽいところも出てきてます。
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花瓶にかけたところ。
ちょっと濃すぎたような…
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だらだら流れています
b0022655_14342272.jpg


マンガンと赤土、半々で。
流れる事も無く安定しています。面白みにはかけるかな?
表面はガラス質を形成、つるっとしているので食器なんかにも使いやすいかも。
これは生掛けも出来ます。
b0022655_14343537.jpg


あと装飾的に使う時はこんな感じ
以前、ぐいのみをフルマンガンで焼いたのはとてもかっこ良かったなぁ(^^)

ちなみにマンガン、還元はかけた事無いです
なにせ酸化ばっかりなもので…(還元は年に数回)



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by tenstone | 2005-09-08 14:43 | 技法・technique | Trackback(1) | Comments(9)

[♯54] ドベ

「ドベ」…なんでドベと言うのだろう?
誰か知っています?

僕はドベが嫌い。
一番の理由は面倒くさいから…
ドベ絶対主義の人がいるから…

接着はとにかくドベ、ドベをつけておけば安心
こんな風に思っていません?

大丈夫!大丈夫!水だけでいいから!
状態、良ければ水もいらないから!
僕はこんな風に言うけど裏付けは無く説得力ありません。
と、思っていたら

てるとさんがこんな実験をしてくれていました

勘とか経験とか自身の中だけで消化してしまう事をこうやって実験してくれるって
ありがたいです。
「ありがとうございます!てるとさん」

これで僕も胸を張って「大丈夫!大丈夫!」と言えます。

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by tenstone | 2005-08-08 00:44 | 技法・technique | Trackback | Comments(5)

[♯52] 釉薬データベース

化学、数学、難い!嫌だー!!!
の陶芸家ですがちょっと面白いのでセラミックカラーデータベース(CCDB:陶磁器釉薬データベース)を紹介。

産業技術総合研究所というところでだしているデータベース。
知っている人も多いとは思いますが、プロ・アマ問わず一度見てみては?
いろいろ検索していると、「結局自分の好きなのはこれなんだー」と再認識!?

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by tenstone | 2005-08-02 21:12 | 技法・technique | Trackback | Comments(4)


札幌の陶工房&器ギャラリー【STUDIO TENSTONE】橋本忍の作品紹介や陶芸のお話。下のマイクマークからインタビュー記事へ


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北海道札幌市白石区平和通9丁目北10-16
電話011-866-5067
OPEN 10:00~18:00 日祝休

※個展などで留守にしている事もありますので、お越しの際はご一報ください


2017年スケジュール

個展
10月13日〜15日
@札幌

うつわごと 2017
11月1日〜6日
@大阪

▼終了▼
『お茶をたのしむうつわ展』~台湾茶~
8月4日〜10日
イル・ドーノ千歳
ワークショップ&個展
7月24日〜30日
Penélope Vallejo Studio他
(スペイン)
カップ&ソーサー展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
企画展
3月22日〜28日
銀座三越
一輪挿し展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
橋本忍展
2月9日〜14日
@うつわ謙心(東京)


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