カテゴリ:技法・technique( 119 )

急須の蓋 削り出し

陶芸をしている方には周知のことですが、よくお客さんや友人に聞かれることの一つに「蓋のつまみはどうやって作ってるの?」ということがあります。

ロクロで小皿みたいなものを作って、底側をつまみ型に削りだしていきます。
その様子は動画でどうぞ。




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by tenstone | 2014-12-27 15:57 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

黒化粧

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僕のうつわに施されている皹(ひび)は釉薬の貫入ではなく化粧泥による皹割れです。

皹黒は黒化粧、皹化粧は白化粧をそれぞれに使っていますが、
白化粧と黒化粧の調合は全くの別物。

この黒化粧は[蛙目粘土]+[M-700]のみで調合した簡単なものです。

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by tenstone | 2014-11-22 18:25 | 技法・technique | Trackback | Comments(2)

板皿の乾燥


気温が低くなってくると急に乾燥が遅くなります。
板モノは反りを防ぐ為、均一に乾燥させなくてはいけません。
均一に乾燥させるためは新聞紙で囲ったりしてゆっくり乾燥させるのです。

一般的にゆっくり乾燥させる事が定石とされていますが、均一に乾燥させる為への手段が「ゆっくり」なので目的を達成することが出来るのなら早くても良い。
というのが僕の考えです。
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作業台の上に敷いてあるのはケイカル板、その下にはホットカーペットが敷いてあります。
ホットカーペットの上に直接作品を置いてしまうと接地面が蒸れてしまうので間にケイカル板を挟んでいます。
ケイカル板は吸水、吸湿に優れていますので蒸れることなくじわっと下から暖めてくれます。
表面は通常の乾燥と同じく新聞紙で囲みます。

この方法で1日〜1日半で写真の通り完全乾燥することが出来ます。
反りの確率も通常の乾燥時と変わらない程度です。
重りを載せるなどすれば更に確率を下げれるかもしれません。



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by tenstone | 2014-10-22 22:24 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

センター決めの小技

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器の両側に取手などの装飾をする時の位置決めは意外と難しかったりします。
いろんな方法を考え、落ち着いたのはこの方法です。


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器の上にタタラ板などを均等に並べ
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減らしていく
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この取手の場合は板2枚分の幅なのです
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センターをピンポイントで見つける時は1枚残しで
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完成

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by tenstone | 2014-06-24 00:22 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

土台で削る

ロクロ成形後の削り作業、作品を支える方法はいくつかあります。
僕の場合
・ロクロにベタ置き
・粘土で作った土台を使う
・湿台(しった)を使う
場合によってはこれらをアレンジした方法でさぎょうしています。

▼素焼きの湿台
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今日は粘土で土台を作る時の様子を紹介します。

ロクロに粘土を据え
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乗せる器の口が当たる辺りをしっかり削り、中心のとれた形にします。
天辺の方や裾の方、器の当たらない部分はあまり気にしません。
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器を乗せ削り出します。
特に固定はしていません。
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こんな感じで削っています。
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たまに面白い削り方をすることもあるので、その時はまた紹介しようと思います。

ちなみに僕は左利きで右回転ですね。

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by tenstone | 2014-04-15 14:24 | 技法・technique | Trackback | Comments(2)

制作時間

皹化粧の器は基本的な陶芸の工程に加えいくつかの工程を加えています。
そこで、今までざっくりと感覚的にしか把握していなかった皹化粧のポットの制作時間を計ってみました。
途中で思いついたのでロクロ制作の部分は測っていない。

ストップウォッチで各工程の作業時間のみ計測。まつわる準備や作業間の時間は未計測。
ここまでの結果
【1】ボディ・注ぎ口・蓋のロクロ成形:(未計測 10~15分くらい?)
【2】ボディ・蓋の削り:(未計測 7~8分くらい?)
【3】組み立て:30分
【4】皹化粧を施す:35分
続きは次回
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この後、素焼き→施秞前の細工→施秞→本焼→表面研磨、と続くので計測を続けようと思います。


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by tenstone | 2014-03-03 02:44 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

形を理解する

作っていて上手く出来たり出来なかったりする時は形や行程を理解していないことが原因だったりします。
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例えばコロンとした器、
コロンってどういうことだろう。
形を理解しようとする時、できるだけ細かく沢山の要素を見つけます。

この写真の器だと、
底のサイズ・口径・高さ。ここらへんまでは簡単に目に入ってくるので理解しやすいですが更に、
口径ではなく最大幅・最大幅の位置は全体の高さの5/6にある・縦横比は1:1である。などと細かく観察していきます。
最大幅とその位置、口径高さが決まれば器のカーブもほぼ決まります。
これに加えて行程も細かくチェックします。
土の量をきめ、はじめに伸ばす形、その次になる形、またその次ぎになる形、と一手ごとの形をちゃんと覚えていきます。
こうしていくと、本来3手目にならなくてはいけない形にならなかった時に4手、5手と手をかけても3手目の形にしようとしますので手数は増えていますが次に進む時は段取り通りの形になっています。
よくある失敗パターンは、なんか変だなと思いながらも無理矢理続け、最後で帳尻あわせようとするも…。ということです。

イメージを形にするというのは感覚的なことに見られがちですが、けっこう理論的なものだったりします。
ただ、こういう訓練をしていくうちにだんだんと感覚的に出来ることが増えてきたように思います。

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【橋本忍 展】

2014年2月13日 ~ 2月18日
うつわ謙心 東京都渋谷区渋谷2-3-4 スタービル青山2F
(全日在廊します)


by tenstone | 2014-01-21 00:13 | 技法・technique | Trackback | Comments(4)

とんすいを作る

とんすい=呑水 
鍋の時に使う取り鉢をこう呼びます。

以前にも度々紹介しましたがグラタン皿やココットそして、とんすいも僕はふちから取手を切り出す方法で作っています。
2011年のココットの作り方紹介の時の動画を見たら、現在とは微妙に変わっていました。
ちゃんと進化しているなぁ、俺。(笑)

センターのとり方も今はタタラ板を使うようになったので汎用性が増しどんなサイズでも簡単にセンターがとれるようになった。
こんなちょっとした工夫だけども見つけるのに数年かかっているようです(笑)
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フチを切るのにも専用の道具を作ったおかげで随分と楽になりました。
この道具はノギスの片方の先端を切り落とし、そこに焼いて熱くした針を刺すだけ。
もう片方は滑りを良くする為にアルミテープを巻いています。
使い方は動画を見て下さい。


▼こちらが2011年の動画



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by tenstone | 2013-12-26 01:25 | 技法・technique | Trackback | Comments(2)

メトロノーム


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このところ自分が信用できず、秞掛けの時にメトロノームを使い、漬けこむ時間を一定化させてます。
小技!(笑)

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by tenstone | 2013-12-13 17:42 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

電動ロクロで皿を作る



石膏板の使い方を、と思いiPhoneで撮影しはじめたけどせっかくだから皿の作り方も紹介します。

■今回は550gの玉からコーヒーカップ&ソーサーのソーサーを作っています
 大きい皿も基本はいっしょです。

■石膏板の上で土殺しをしてパンケーキ状にします
 この直径サイズが高台のサイズとなります。

■ある程度まで指で底を作ったら真っすぐなコテで底を仕上げる
 針を刺し底の厚みを確かめる。
 思っているより薄くした方がいいです、
 針がカツッと石膏板に当たる感じ。

■壁を引き上げる
 僕は四角いコテを使っているので底作りから一気に壁も引き上げます。
 厚みを整える。

■壁を倒し込む
 完成形までは倒さずに少し前でサイズ調整の為のカット、縁の処理など行う。

■最後の倒し込み
 一手で済ませ後は触らないようにします。
 乾燥で立ち上がってくるので少し深めに倒します。

はじめの段階で底を仕上げてしまうこと、最後の一手前にすべてを終わらせること。
これが楽に作るコツだと思います。


石膏板はご覧の通り作業の流れを止めることが無くとてもいい道具です。
ロクロびきをした後は作品の底を切らずにそのままビニールをかけて置き、翌日には動画のように外れます。
今日はちょっと急いでいたので"引きはがす感"が強く見えますが、もうちょっと放っておけば簡単にとれます。

 
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by tenstone | 2013-12-06 00:53 | 技法・technique | Trackback | Comments(4)


札幌の陶工房&器ギャラリー【STUDIO TENSTONE】橋本忍の作品紹介や陶芸のお話。下のマイクマークからインタビュー記事へ


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2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
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