カテゴリ:技法・technique( 120 )

不安定なモノの釉掛け

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by tenstone | 2012-09-15 21:46 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

たわめる

僕が片口を作る時、削りの前に形をたわめています。
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左はたわめたもの、右はまだ正円に近いもの。

右は間抜けですね(笑)

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ついでに、ちょこっと前傾姿勢になるような削り方をします。

たわめた後に削るので、削りが最小限になるようにロクロを挽くことを心がけます。

陶芸はこういった細かいことの積み重ねでイメージが出来上がっていきます。


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by tenstone | 2012-08-30 15:29 | 技法・technique | Trackback | Comments(2)

板皿の化粧掛け

ロクロでひいた大きめの皿の化粧掛けもそうだったのですが(記事はこちら
板皿も裏面を先に化粧掛けすることがあります。

板皿の反りを防ぎたく表と裏の張力のバランスをとるために出来る限り裏にも化粧や釉薬を掛けたいのです。
まず裏面だけ化粧を流し掛けし、ある程度表面が乾いたら撥水材を塗り全体をずぶ掛けします。
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手間はずいぶんかかってしまいますが、反りの原因を一つ解消することが出来ます。


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by tenstone | 2012-07-25 18:35 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

化粧掛けの小技

ここのところ、ずーーーっと。皿の制作にかかりっきりです。
東京に来月オープンするフレンチのお店の器を作らせてもらっています。

今作っている皿、作りで31cm。
このくらいのサイズを化粧掛けすると底が落ちてくる(へこむ)事が多いです。
そこで、底の面積が広いものを化粧掛けする時は先に高台の中だけ化粧を掛けます。
縁の方が乾かないように工夫しながら化粧が触れるくらいに乾いたら撥水材を塗り、全体をズブ掛けします。
こうすると底の落ち込みはほとんどしませんし、落ちたとしても裏面は乾いているので問題はありません。
もちろん底を薄く削り過ぎないようにしなければなりませんが。
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by tenstone | 2012-07-02 19:12 | 技法・technique | Trackback | Comments(2)

マット釉の調合テスト

長石    50
ドロマイト 20
カオリン  20
骨灰    10
-------------------
以上の割合で原料をミキサーにかけた後、篩に通す。
これを基礎釉とし金属類を添加したテストです。

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二酸化マンガン (左)3%  (右)5%
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チタン    (左)3%  (右)5%
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銅    (左)2%  (右)4%
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クロム     (左)3%  (右)5%
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亜鉛華     (左)3%  (右)5%
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[焼成データ]
酸化焼成(電気窯) 1250℃ ねらし60分 徐冷(1050℃まで240分)
土は白土ベースのオリジナルブレンド
※表面に見えるゴマのような鉄点は土によるもの



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by tenstone | 2012-03-02 23:14 | 技法・technique | Trackback | Comments(6)

板皿のツボ

陶芸体験や陶芸教室の生徒さんの板皿作りを見ていると、多くの人に同じ特徴が見られます。
縁の上げ過ぎです。
板状の粘土の縁を立ち上げる事によってお皿となるので、立ち上げに意識がいってしまい、立ち上がりすぎてしまいます。
実際に家のお皿を見てみると判りますが縁は緩やかに上がっています。少しだけ立ち上がっていればお皿としての要件を満たすと思います。

また、僕が皿を作るときのポイントなのですが。
立ち上げるのではなく、落としていくという感覚でやっていきます。
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まずはしっかり起こしてから縁作りをして、最後に落として角度を決める。
落として決めるという感覚でやると上がりすぎる事は無くなりますが、落としすぎる事がありますのでご注意を(笑)
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by tenstone | 2011-12-09 15:05 | 技法・technique | Trackback | Comments(2)

【結果】タタラの切れ

これまでの経緯
【1】タタラの切れ
【2】【まとめ】タタラの切れ
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前回の考察で原因は「締め」であろうと考えました。
そこで締めを意識して作ろうと思ったのですが、必要以上に手数を増やすと後々の制作の負担になるのでどこまでやれば良いのかを試してみました。

今までの作り方は
1. 練った粘土を円柱状にまとめて、スライス
2. ゴムベラで締め
3. 成形

今回3パターンの締め方を実験しました
1. 練ってまとめる時に叩きを多くして固まりごと締め、後は同じ。
2. 1.に加えて成型時に中心部をスポンジなどで締めながら成形。
3. 今まで通りのまとめ方(あまり叩かない)に加えて成型時にスポンジで締め。

結果は一つも切れず、どれも100%とれました。
ということは、、、あとちょっと締まっていれば切れなかったというくらいの締まり具合だったようです。

僕の行程や仕上がり感から考えると1.の方法が1番手間もかからず仕上がりも良いのでこれでいく事にしました。
簡単にいうと「スライスする前に叩いておく」。これだけです。

おかげさまで「なんとなく」にしていた事がはっきりしてすっきり!ありがとうございました。

環境や使っている材料、道具などによって結果は変わってくるとは思いますが参考になればと思います。


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by tenstone | 2011-12-02 00:20 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

【まとめ】タタラの切れ

前記事についていろいろな意見を聞かせてもらいましたので、僕なりにまとめておこうと思います。
結果としては一般的に言われている「締め」や「乾燥のコントロール」なのですが、それがなぜなのかを考えてみようと思います。

【1】切れの原因について
前提として
1.粘土は乾燥時に収縮します。
2.乾燥は外気に接している部分から進みます。
3.収縮率は土の密度によっても変わります。
これらの事から、乾燥時に外側と内側の収縮差が出来るため粘土に無理がかかり、耐えられなくなった部分に亀裂が入るのではないかと考えます。
要因は1つではなく複合的なものだとも思います。

【2】対処
普通に乾かすとやはり外側・内側で乾燥スピードが変わってしまうので収縮差ができてしまいます。
全体的に乾かすのに有効なのが新聞紙やビニールをかけてゆっくり乾かすという事でしょう。
しかし、目的は収縮差を少なくするという事なので可能であれば早くても均一に乾かす事が出来ればベストだと思います。
全ての箇所が同じように縮まれば問題ないはずです。
これが難しいので一般的には「ゆっくり乾かす」という方法をとるのだと思います。
問題は【1】の3「密度」についてです。
これが一般的に言う「しっかり締める」ということです。
締めるという事はもの自体の強度も上がりますし、とにかく締めておけば全体の密度を均一化しやすいからだと思います。
これも、目的は密度差を無くすという事ですから一切締めないで全体が緩い状態でもいいのだと思います。強度は少し落ちるのでその他の要因に対しても弱いかもしれませんが。
(ここで話している強度とは陶器としての強度ではなく、焼く前の粘土の状態での強度です)

今回の僕の現象は多分これが原因ではないかと思いました。制作の方法から見てみると縁部分と中部分の密度の違いが出来やすい方法です。
前記事の写真を見て判るように乾燥三日目ですがそれほど乾きムラも無く、まだ湿っている状態です。
ほぼ均一に乾きだしています。
そして、大きな皿にはあまり表れない現象でした。
小さなサイズの場合、縁(締めている)の部分とそうでない部分の割合が近くなり、収縮差に耐えきれなくなる。例えば1:2(高密度:低密度)など。
大いお皿であればその比率は1:10〜となるわけです。
じゃぁ、どうするのか?
全体を良く締める、または縁をあまり締めない。このどちらかだとおもいます。
結論としてはごくごく一般的な事なんですが、自分の中で合点がいきました。
これが正解かどうかは確信出来ませんが、
作り直しが出来ましたらまた報告したいと思います。
ご意見くださった皆様ありがとうございました。また気がついた事ありましたらお聞かせください。



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by tenstone | 2011-11-24 18:14 | 技法・technique | Trackback | Comments(4)

タタラの切れ

仕事場に来て、朝からガッカリしちゃいました。
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ここ1年くらいかな?
丸いフラットプレートを作る時こんな感じでS字に切れる事が多くなったんです。
直径13cmくらい8mm厚のタタラ。
新聞紙をかけてゆっくり乾燥(この時点で三日目)
今までは量を作る事で対処(ごまかし?)してきたんだけど今回は全滅だったのでもうお手上げです。

何か、今までと違う事をしているか?
う〜ん、考えてもわからない。。。。

何か思い当たる事ありましたらご意見聞かせてください。

追記:作り方はこんな感じです→フラットプレートを作る

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by tenstone | 2011-11-23 10:47 | 技法・technique | Trackback | Comments(15)

板皿のふち作り

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僕の作る板皿のふち作りで、わざとバリを作りそれをくるっとしている物があります。
フラットな皿は、こういった処理をする事で使う人に安心感を提供する事が出来るように思います。

まず、薄く作っておいたふちの部分に水をつけ、柔らかくしておき。一気になぞるように指で丸めていきます。
最後はふちの下を撫でるようにして微妙に角度をつけます(たぶん2°〜3°)
細かいようですが、こういった細工の積み重ねで器感が増すのだと思います。




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by tenstone | 2011-11-18 21:04 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)


札幌の陶工房&器ギャラリー【STUDIO TENSTONE】橋本忍の作品紹介や陶芸のお話。下のマイクマークからインタビュー記事へ


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※個展などで留守にしている事もありますので、お越しの際はご一報ください


2017年スケジュール

ワークショップ&個展
7月24日〜30日
Penélope Vallejo Studio他
(スペイン)
『お茶をたのしむうつわ展』~台湾茶~
8月4日〜10日
イル・ドーノ千歳

▼終了しました▼
カップ&ソーサー展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
企画展
3月22日〜28日
銀座三越
一輪挿し展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
橋本忍展
2月9日〜14日
@うつわ謙心(東京)


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