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年末年始のお休み

年末年始
工房・ギャラリーは30日〜3日までお休みさせて頂きます。

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もう一焚きしてから年越しです。


今年も一年ブログを見て頂いた皆さん、ありがとうございました。
新年早々より展示会がありますのでお近くの方は是非ご覧になって頂きたいと思っています。
2013年のスケジュールは右メニューにあります。 


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by tenstone | 2012-12-29 15:50 | お知らせ | Trackback | Comments(4)

2012年の活動

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2012 作品集


【展覧会】

お酒をたのしむうつわ
@趣佳(大阪)
12月2日~23日

SOZAITen 1
12月1日〜9日
ildono (北海道千歳市)

□『耐熱のうつわ
~お米がおいしいうつわ展~
(銀座三越)
11月7日~20日

モダン茶ノ湯のミタテ時間
恵比寿三越アトリウム
10月5日~11日

『百皹黒』 ー橋本忍 展ー
うつわ謙心(渋谷)
6月23日・24日(2日間限定)

コーヒーをたのしむうつわ展
(東京)
酢飯屋/水道ギャラリー
4月12日~17日

□春の訪れ 花器展
(札幌 Mano
3月1日〜4日

橋本忍展
(渋谷 うつわ謙心)
2月9日〜14日


2016年の活動
2015年の活動
2014年の活動
2013年の活動
2012年の活動
2011年の活動
2010年の活動
2009年の活動
2008年の活動
by tenstone | 2012-12-29 11:32 | 展示・exhibition

皹黒筒碗

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画像クリックで拡大表示
21000yen  

2013年最初の展示に碗を11点制作しました。
新しい試みの作品もありますのでお近くに行った際はぜひお立ち寄りください。

はじめてのお茶』 
2013年1月2日(水)~15日(火)
会場:銀座三越8階 ジャパンエディション
参加作家:池田麻人(磁) 鈴木陽子(磁) 橋本忍(陶) 森本仁(陶)


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by tenstone | 2012-12-27 11:44 | 作品・works | Trackback | Comments(0)

サイン

昨日はクリスマスだというのに歯医者へ行ってきました…。
その歯医者の向かいのビルには「NISSAN GALLERY 札幌」というのがありまして、帰りがけにちょっと寄ってみた。
その中でGTRという車を見ていると、どういうわけかエンジンが見たくなりコンパニオンのお姉さんに開けてもいいかと伺った。
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ボンネットを開けるとエンジンがとても美しくて「綺麗ですね」と言うと、「このエンジンは手組みなんですよ。その証と責任のため組んだ職人のサインが入っているんです」と。


立派なプレートに組んだ人の名前が刻まれている。
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サインをいれる事で責任と誇りが明確になる、
なんか自分の仕事と一緒だな。
もっともっと、しっかりした仕事をしなきゃね。
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by tenstone | 2012-12-25 22:50 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

急須の構造を考える

僕は半年だけ陶芸を習い、その後すぐに独立してしまったためほとんどを独学でやらざるを得なく、ネットでの情報はずいぶん参考になりました。
しかし自分にとって知らないことでも、プロの方や経験者にとっては当たり前すぎて全く触れられないことも多く悶々とすることが多かったのも確かです。
そんなこともあり、ブログを書き始めたときから陶芸の技法について、サークルや自宅で独学の陶芸をされている方々の参考になればと思い、なるべく「これは当たり前」という前提のない情報の共有に心がけています。
そういうことなので、プロの方や上級者には退屈な内容も多いと思いますがおおめに見てくださいね。(笑)



[#440]急須の作り方・茶こし編
[#442]急須の作り方・口の接着編
急須の作り方を検索してる方は多いようでこれらの記事は常にアクセスが多いです。
これらはずいぶん前の記事なので、今とはちょっと作り方やフォルムも違ったりして照れるところもありますが参考にしてみてください。

今回は急須の構造について考えてみようと思います。
これらは僕が考える基本的なルールですが実際に制作するときはこれらのルールとデザインとでバランスをとる必要があると思っています。
急須(ポット)は実用の道具ですが合理的に使い易さだけを追求するのでは自分が作る意味も薄れてしまうのではないかというのが僕の考え方です。しかし最低限のルールは踏襲していかないと飾り物になってしまうのでバランスの取り方が難しいのです。



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【茶漉しの位置を考える】

2つの形を用意してみました。
赤い線は水位です。ここまでお湯を入れられるということですね。
青の横線は最大幅の位置です。いちばん出っ張ったところですね、急須の形によってその位置が変わるのが判ります。
グレーの小さな丸は茶漉しをつける穴の位置です。
なぜ穴を最大幅の位置に空けるのか。
実際にお茶を注ぐ時、急須を傾けます。注いでいくと最終的に体勢は真横になるとします。
その時に最大幅部分がいちばん低くなるので全てのお湯がそこに流れ込むことになります。
これで急須を90度以上傾けることをせずにお茶を注ぎきることが出来る条件が一つ揃いました。

穴の位置が青線より上だと90度以上傾けることになり使用中の安定が悪い(蓋を押さえ辛い)ことや、注ぎ口ではなく蓋部分からお茶が流れ出る可能性にも繋がります。
青線より下だと最後まで注ぎきれない可能性がでてきます。
ということで理論上はこの青線の位置が最善だと思います。


もちろん機能の良し悪しはいろんな要素の組み合わせですから必ずしもこの条件を満たさなくてはいけないという事ではありません。

上の図で2つの形を用意しましたが、ではどちらがいいのか?
僕は通常、上のタイプ(最大幅部が上位置にある)のポットを作っていますが機能的に優れていると思うのは下のタイプです。
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コーヒー器具でこのようなものを見た事があると思います。
一度使うとよく分りますが、これは最後まで少ない傾きでお湯を注ぎきる事に優れた合理的な構造です。
ポットを傾け水位が下がっていく様子を想像してみてください。
最大幅部がポットの一番下部で注ぎ口の高さ、距離も関係してきます。

これは金属製なので細長くS字に伸びた注ぎ口も可能ですが、粘土では成形の難しさ完成後の強度において問題が多く残ります。
作るのは大変だし、軽くぶつけただけでも折れてしまいそうで使いたくありませんね(笑)




【注ぎ口】
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注ぎ口は水位である赤線より上にある事が望ましいと思います。
赤線より下にあると、給湯時に傾けてもいないのにお湯が注ぎ口から出てきてしまうという事になります。またせっかくの容量を活かす事が出来ず7分目までしか入れられないとかになっちゃうのです。

陶土は弱い素材です。割れたり欠けたりしやすいので「尖った部分」、「はみ出た部分」、「か細い部分」はなるべく作りたくありません。
そういった面から考えると注ぎ口が赤線よりあまりにも上にあると、洗って伏せた時に注ぎ口を痛めてしまう可能性が高くなります。
また、
長い注ぎ口のように先端までの距離がボディーから離れていれば傾けの角度も少なくなり注ぎ易くはなりますが欠損とデザインを考慮しなければならないと思います。

図のような一般的に伝承されてきた注ぎ口はこういった要素をうまくバランスとった形状であると思います。


以上のことにより位置関係については
【一番出っ張ったとこに茶漉し】
【茶漉しは下にある方が急須の傾きが小さくてすむ】
【注ぎ口の高さは水位にあわせる】
【注ぎ口までの距離をとる】
といった事を基本に考えて作っています。

この他、茶漉しについても「茶漉しの大きさ」「穴の大きさ」「数」「形状」を合わせ考えた水の流量が重要な要素となり先の構造と複合的に絡み合ってきます。
茶漉しについてはまだまだ勉強不足なので今回は割愛しますね(笑)

ボディーの形状はお茶の味を変えるとも言われています。
また、釉薬も味に影響するようです。
注ぎ口の水切れも重要。
あぁ、、、長々と理屈を書いてしまいましたが、きりが無いくらい沢山の要素が絡み合っています。

実際に作品を作るにあっては合理的に使い易いという事も重要ですが、心を豊かにするということも重要な機能の一つだと思っていますのでトータルでのバランスをとるということにしています。


(おまけ)
よくバランスのよい急須は取っ手で立つと言われています。真実ではあるとも思いますが…立つか立たないかは取っ手の形状によるところが大きいので、「鉛筆のように細い取っ手でも立っている」のでなければ概ね信憑性はないと思っています。そこを判断基準にするのは馬鹿げていると思います、気にしないで作った方がよいのではないでしょうか。

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by tenstone | 2012-12-21 14:30 | 技法・technique | Trackback | Comments(7)

赤鋼筒碗

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赤鋼筒碗 11.5φ 8.5H 21000yen

1月2日より銀座三越8階にて展示いたします。

はじめてのお茶
2013年1月2日(水)~15日(火)
会場:銀座三越8階 ジャパンエディション
参加作家:池田麻人(磁) 鈴木陽子(磁) 橋本忍(陶) 森本仁(陶)



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by tenstone | 2012-12-18 20:07 | 作品・works | Trackback | Comments(0)

手仕事

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素焼きした作品、かどの立っている箇所やバリを落とすためヤスリがけをします。

この時が「切れ」や「欠け」などの不具合があるものを見つけるなどの検品1回目にもなります。



手仕事。今更だけどほんとうに手仕事。

一つひとつ、何十個あっても一つひとつ。



このあと釉薬をかけてもう一度焼く(本焼き)。

作陶のほとんどはこうした地味な作業によるものです。

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↓開催中です、ぜひお立ち寄りください
お酒をたのしむうつわ 
2012年12月2日(日) ~ 2012年12月23日(日) 11:00〜18:30(火曜定休)
趣佳 大阪市福島区福島3−1−39メリヤス会館401号室

出展作家:小峠 貴美子(岡山県) 長野 史子(愛知県) 橋本 忍(北海道)
   平岡 仁(和歌山県) マイケル・ケリー(石川県) 村上 奨(静岡県)

by tenstone | 2012-12-13 15:29 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(2)

イメージの共有

先日、雑談の中で日産のショールームで作品を展示しないかという話をもらった。
とても興味をひく話で、僕の頭の中であっという間に妄想が広がった。

今までの経験上、雑談の中から生まれるアイデアはお互いのイメージの共有をしないと着地点がずれ企画として失敗する事がある。
なので、なるべくこちらの考える大きな方向性を示すようにしている。その後に可能不可能をいろいろと煮詰めていくとプロジェクトはスムーズに進む。


ありものの写真ですが組み合わせてイメージを作ってみた
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まずは第一歩。ここからどう進んでいくか、実現可・不可・結果はともかく企むのは楽しいですね。


今年もあとわずか、来年も楽しい事やっていきます

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by tenstone | 2012-12-12 13:50 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

想像力

陶芸を始めてから数年は窯出しの度に、作品がどんな風に焼き上がっているのかと楽しみでしょうがなかった。
今は、もちろん楽しみではあるけど質が変わった。

やった事以上の結果がでる事はほとんど無いからです。

作品を作るときは完成形から逆順に道筋を探していく。そこに向けて手を尽くすわけだからそれ以上になる事はほとんど無いのです。ごく稀にわずかな不確定要素を仕込む事もありますが。
手を尽くさなければそれ以下の結果がでるのは常です。
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窯出しの楽しみは何処まで理想に近づけたのか、というような楽しみかもしれないです。

よく分らないけど作ってみて焼き上がったら良い出来!なんて事がなく、全てが想定内で進むのなら作品の良し悪しを決めるのは最初に設定したゴールの大きさ、すなわち完成形に対する想像力が全てかもしれない。

出来るか出来ないか分からない夢のような事を想像する、そこに辿り着く道を探す。
そんな夢とロマンに満ちあふれた大冒険を小さな器の中で日々送っています(笑)

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↓開催中です、ぜひお立ち寄りください
お酒をたのしむうつわ 
2012年12月2日(日) ~ 2012年12月23日(日) 11:00〜18:30(火曜定休)
趣佳 大阪市福島区福島3−1−39メリヤス会館401号室

出展作家:小峠 貴美子(岡山県) 長野 史子(愛知県) 橋本 忍(北海道)
   平岡 仁(和歌山県) マイケル・ケリー(石川県) 村上 奨(静岡県)

by tenstone | 2012-12-11 14:37 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

石膏型を作る

僕の作っているコーヒドリッパーはロクロで作った台座部分と、石膏型に合わせた板作りのフィルター受け部分を合わせて作っています。

フィルター側の石膏型作りは、まず立方体の石膏を作り、それをひたすら削り出すという原始的な作業です。
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ガイドラインを書きながらモリモリ削っていきます。
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おおざっぱなイメージはあるものの、やってみないと分らないという極めて場当たり的な作業です(笑)
石膏を削るときはチーズカッターを使っています。最終的な仕上げは細目のメッシュペーパーで。
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完成が近くなってきたら紙フィルターを当ててみたり。粘土でかたどって、それに紙フィルターを当てたりと何回も何回もサイズ調整やフォルムの調整を繰り返します。
それでも最終的には焼いてみないと分らないのが陶芸…完成してからも微調整が暫く続きます。

こんな感じの石膏型作り、技術と言うよりは根気勝負的な型作りですので誰にでも出来ます。
(写真が最後の完成形までなくてごめんなさい)




円錐形ではなく台形型のフィルターに合わせたコーヒードリッパーの制作にはいった時にまず悩んだのがまずデザイン。
b0022655_149238.jpgまさか、よくある市販品みたいなのを作っても意味が無いので…とは思うのだけど、こういった実用品はデザインが成熟しており奇を衒ったものは残念な事になる事が多い。

ロクロで挽いたものをつぶしてみたり、板を組み合わせてみたり。
実用に堪える構造、デザイン、制作方法に加え自分らしさ。こういうの考えている時は苦しいけど結構好きです。
しかし、こうして写真で見てみるとホント、イメージ固めの段階って酷いですね(笑)↓
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これらの後、石膏型で行こうと思いまず作ったのがこれ (照)↓
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しかし紙フィルターが開きにくく安定しないので却下。
この後も試行錯誤がありなんとか今の形に落ち着きました。


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これも少しずつバージョンアップしていく事でしょう♪



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by tenstone | 2012-12-06 02:17 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)


札幌の陶工房&器ギャラリー【STUDIO TENSTONE】橋本忍の作品紹介や陶芸のお話。下のマイクマークからインタビュー記事へ


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北海道札幌市白石区平和通9丁目北10-16
電話011-866-5067
OPEN 10:00~18:00 日祝休

※個展などで留守にしている事もありますので、お越しの際はご一報ください


2017年スケジュール

個展
10月13日〜15日
@札幌

うつわごと 2017
11月1日〜6日
@大阪

▼終了▼
『お茶をたのしむうつわ展』~台湾茶~
8月4日〜10日
イル・ドーノ千歳
ワークショップ&個展
7月24日〜30日
Penélope Vallejo Studio他
(スペイン)
カップ&ソーサー展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
企画展
3月22日〜28日
銀座三越
一輪挿し展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
橋本忍展
2月9日〜14日
@うつわ謙心(東京)


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作品取扱店
■Galerie h(Geneva)
■il dono千歳(北海道)
■人禾生活有限公司(台湾)
■物.品 Wu-pin(北京) 
■gallery Eclectic (London)
■ivory (webshop)
■うつわ謙心 (東京)
■WAGOKORO (webshop)
■OEN (webshop)
■はしもと陶芸館 (北海道)
■Maud and Mabel(London)
■待入荷(北京)
朝阳区新源南路16号世方豪庭一层



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