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素焼き用皿立てを作ってみた

板皿を素焼きする時は重ねたり、揃えて立てかけたりすると切れやすいので、隙間を開けるように皿同士で支えあって立てています。
しかしこれが結構面倒で余計な時間や気持ちの消耗が勿体無いので皿立てを作ってみた。
窯に入る量は少し減るかもしれないけど超楽チン。
もっと作ろうかな。
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by tenstone | 2016-10-24 14:49 | 道具・TOOL | Trackback | Comments(2)

石膏型のとり方【後編】

前回】作った石膏型の裏に石膏を盛り足す工程を紹介します。

裏に石膏を盛り足す理由は
・1回目の型が薄いから。(その量の方が気泡抜きには有利なので)
・傾きが無く、高さが揃った型を数個作るため。
・単純に厚い方が丈夫。
といった事でしょうか。

まず前回作った型を裏返しに置いて、周りを油粘土で囲います。今回もガラス板に直置きです。
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前回使用した枠を再び固定。石膏が漏れないように油粘土の補強もしたりします。
両サイドにはタタラを用意しておき、これよりちょっと上まで石膏を流し込みます。
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今回の流し込みはあまり気を使いません。バイブレーターは使用。
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数分して石膏が生クリームくらいの硬さになったタイミングて、キッチンペーパーを落とし表面のうわ水を軽く吸い取ります。
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ここからは急いで作業。

枠を外し。
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アルミのアングルを使い表面を削ぎ取ります。タイミングが合えば生クリームのように気持ちよく取れます。
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ちょっと硬くなってきちゃった(残念)

削ぎ落として高さが揃ったら固まるまで待ちます。
完全に固まり、石膏が冷め始めたら周りの粘土を外します。
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出来上がったものをタタラと並べてみると当然ピッタリです。
こうするとうちの工房のように建物や机の水平を信頼できない場所でも傾きのない均一の厚みの型を作ることができます。
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最後は横を削ったりペーパーをかけたりして整えると完成です。



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by tenstone | 2016-10-18 19:40 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

石膏型のとり方【前編】

この2ヶ月間、一つの皿の制作にかかりっきりです。
完成形は頭の中にあるのだけど、それをどういう方法で実現するかと試行錯誤しています。
結局石膏型を使って実現するところまでいったのですが難問だらけで毎日まいにち失敗の山を築いています。
おかげで石膏スキルが随分上がりました(笑)。

今回は細かい文様を石膏で写し取る作業で、普段はあまり気にしない「エアの混入」が避けられず、脱気に対して相当シビアになりました。

そんな事をふまえ、石膏の型取り方法を紹介します。

石膏の量は、必要な体積=石膏のグラム数とします。
10cmの立方体なら、10×10×10=1000立方センチなので1000gとします。
水の量は石膏の説明書きを読んで下さい。
今回使用する石膏の水量は74%なので740ccとします。

【型の準備】
原型は周りに壁を作り、接地部分は粘土などで漏れ止めをします。
使っているのは油粘土。
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なるべく平らにしたいのと、後処理がラクということでガラス板を使っています。
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この台については後ほど。

【石膏作り】
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混ぜ合わせる容器に冷水を予め用意して、そこに石膏を入れていきます。
粉が自然に溶けやすいよう、料理用のカシャカシャする(笑)篩を使っています。
全て入れ終わるまで時間がかかりますが、焦らずやって大丈夫です。混ぜるまで硬化は始まりにくいです。

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量が多いと入れ終わるまでに数分かかりますが、入れ終わってから2分ほど放置します。
これは粉が自然に溶けるのを待っている時間です、溶ける前に混ぜだすとダマができてしまいます。
その後、泡立たないように「ゆっくり」「丸い棒」で100回ほど混ぜます。

混ぜ終わったら流し込みですが、石膏が泡立たないように気を付けます。
石膏が混ぜ棒を伝って流れていくようにしながらゆっくり流し込むといいです。
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【バイブレーション】
流し込む際、硬化最中には振動を与えながら流し込むと気泡が浮いてきてエア混入のリスクが軽減されます。
普段は机を叩いたりするくらいの振動を与えればいいのですが、今回は型に細かい文様があり、そこに小さな気泡がまとわりつくのです。
そこで専用のバイブレーター作業台を作ってみました。
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蝶番でV字に組んだ台に電動マッサージ器をぶら下げ、ガラス板を載せV字が拡がるとテンションがかかりガラス板に振動を伝えます。
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【完成】
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石膏は固まる時に暖かくなります。
冷めだしたら周りの壁や粘土を取り除き離型します。
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原型を外し、石膏のバリを取ったりと後処理をします。
今回使っている原型はシリコンで作った型なので外すのは簡単です。

あ、そうだ!
シリコンの原型には気泡が浮き上がりやすいようにシリコンスプレーもしています。
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普通はこれで完成ですが、この型の場合はこの後裏に石膏を盛りたし、高さ調整をします。
その為に肉厚も薄めに作っています。
次回【後編】ではその工程を紹介しますね。

後編はこちら


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by tenstone | 2016-10-15 23:54 | 技法・technique | Trackback | Comments(0)

茶道具

雪虫が飛びはじめたという声も聞こえるくらい、急に寒くなったような札幌。
夏の間はなるべく展覧会をしない僕にとって展覧会シーズンが始まります。

■飯碗展
10月8日〜16日
イル・ドーノ千歳

■ランプシェード展
12月10日〜18日
イル・ドーノ千歳

■橋本忍個展
12月10日〜18日
@待入荷(北京)
北京市朝阳区新源南路16号世方豪庭一层

■橋本忍展
2月9日〜14日
うつわ謙心(渋谷)

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鉄黒焜炉
錆黒プラチナ彩茶杯


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by tenstone | 2016-10-07 22:59 | 作品・works | Trackback | Comments(0)

皹黒鉢


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26Φ H11 ¥32400


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by tenstone | 2016-10-06 21:24 | 作品・works | Trackback | Comments(0)

不良走る

どういう訳か不良は小ちゃな意地の為に突っ張るものです。

今年も札幌マラソンを走ってきました。(10kmね)
走るのが好きなわけじゃないです。寧ろ嫌い。
バイクで走ってる方がよっぽど幸せ。
でも嫌なことだからこそ逃げるようにやめるわけにはいかないんだろうな。

と言いつつゴール後は楽しそうじゃないか⁉︎
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しかし、今年はバイクで走ってばかりで準備不足すぎ。
そんな自分に腹を立て、来年こそはと闘志を燃やしてます。

by tenstone | 2016-10-03 02:12 | 趣味的な話 | Trackback | Comments(0)


札幌の陶工房&器ギャラリー【STUDIO TENSTONE】橋本忍の作品紹介や陶芸のお話。下のマイクマークからインタビュー記事へ


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STUDIO TENSTONE
北海道札幌市白石区平和通9丁目北10-16
電話011-866-5067
OPEN 10:00~18:00 日祝休

※個展などで留守にしている事もありますので、お越しの際はご一報ください




2017年スケジュール

ワークショップ&個展
7月24日〜30日
Penélope Vallejo Studio他
(スペイン)

『お茶をたのしむうつわ展』~台湾茶~
8月4日〜10日
イル・ドーノ千歳

個展
10月13日〜15日
@札幌

うつわごと 2017
11月1日〜6日
@大阪

▼終了▼
カップ&ソーサー展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
企画展
3月22日〜28日
銀座三越
一輪挿し展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
橋本忍展
2月9日〜14日
@うつわ謙心(東京)




2016年の活動
2015年の活動
2014年の活動
2013年の活動
2012年の活動
2011年の活動
2010年の活動
2009年の活動
2008年の活動





作品取扱店
■Galerie h(Geneva)
■il dono千歳(北海道)
■人禾生活有限公司(台湾)
■物.品 Wu-pin(北京) 
■gallery Eclectic (London)
■ivory (webshop)
■うつわ謙心 (東京)
■WAGOKORO (webshop)
■OEN (webshop)
■はしもと陶芸館 (北海道)
■Maud and Mabel(London)
■待入荷(北京)
朝阳区新源南路16号世方豪庭一层






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