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地味な作業

個展が終わって一息、といきたいのですが…
何かとやる事が溜まっていると、どこから手を付けていいのか分からなくなってしまう事がありますので、そんな時は面倒なところから始めようかと。

ポットは作品としては目立つ存在ですが、制作は超〜地味な作業が続きます。(陶芸に派手な作業なんでありませんが…)
ボディー、注ぎ口、蓋、茶漉し、取手等のパーツ作り、組み立てていきます。
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茶漉し作り。
特別な型があるわけでもなく、小人がやってくれるわけでもなく…
一つひとつ手で穴をあけていきます。
この2日間ずっと目がショボショボしてるような(笑)
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こんなふうに地味〜で手間もかかるので組み上がると焼き上がってもいないのに「お、いいじゃん♪」などと思ったりします。
他の器は焼き上がるまでは、こういう事あんまり思わないんですよね。


あれ?

…あ、
蓋作るの忘れてた…


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【小火鉢展】

2014年2月19日 ~ 24日(最終日は17:30まで)
ギャラリートネリコ
金沢市池田町3-30(タテマチパーキング並び)
TEL/FAX 076-231-2678

7人の作家による小火鉢とそれにまつわる耐熱の器の展示です。
会期中の23日(日)12:30 より「チーズフォンデュを召し上がれ」としまして小火鉢でチーズフォンデュを楽しむ事が出来ます(無料)

今回在廊することが出来ませんが、数点の火鉢・耐熱の器を展示していますのでお近くの方は是非足をお運びください。


by tenstone | 2014-02-22 23:04 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

作品紹介【3】橋本忍展

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皹黒急須/ポット 各¥21000 (この5個のみです)

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皹黒作品は皹の中の金色が一定しません。
今回のポット、急須にはちょっと激しく出ました。照れくさいです。



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2013年2月14日(木) ~ 2月19日(火)
うつわ謙心 東京都渋谷区渋谷2-3-4 スタービル青山2F
(全日在廊します)

うつらわ・ば 〜うつわ・はな・おとの一期一会
2月16日(土)18時30分開場 Live:19:00〜/20:00〜
入場料:2000円(1ドリンク付)

by tenstone | 2013-02-08 22:33 | 作品・works | Trackback | Comments(0)

急須の構造を考える

僕は半年だけ陶芸を習い、その後すぐに独立してしまったためほとんどを独学でやらざるを得なく、ネットでの情報はずいぶん参考になりました。
しかし自分にとって知らないことでも、プロの方や経験者にとっては当たり前すぎて全く触れられないことも多く悶々とすることが多かったのも確かです。
そんなこともあり、ブログを書き始めたときから陶芸の技法について、サークルや自宅で独学の陶芸をされている方々の参考になればと思い、なるべく「これは当たり前」という前提のない情報の共有に心がけています。
そういうことなので、プロの方や上級者には退屈な内容も多いと思いますがおおめに見てくださいね。(笑)



[#440]急須の作り方・茶こし編
[#442]急須の作り方・口の接着編
急須の作り方を検索してる方は多いようでこれらの記事は常にアクセスが多いです。
これらはずいぶん前の記事なので、今とはちょっと作り方やフォルムも違ったりして照れるところもありますが参考にしてみてください。

今回は急須の構造について考えてみようと思います。
これらは僕が考える基本的なルールですが実際に制作するときはこれらのルールとデザインとでバランスをとる必要があると思っています。
急須(ポット)は実用の道具ですが合理的に使い易さだけを追求するのでは自分が作る意味も薄れてしまうのではないかというのが僕の考え方です。しかし最低限のルールは踏襲していかないと飾り物になってしまうのでバランスの取り方が難しいのです。



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【茶漉しの位置を考える】

2つの形を用意してみました。
赤い線は水位です。ここまでお湯を入れられるということですね。
青の横線は最大幅の位置です。いちばん出っ張ったところですね、急須の形によってその位置が変わるのが判ります。
グレーの小さな丸は茶漉しをつける穴の位置です。
なぜ穴を最大幅の位置に空けるのか。
実際にお茶を注ぐ時、急須を傾けます。注いでいくと最終的に体勢は真横になるとします。
その時に最大幅部分がいちばん低くなるので全てのお湯がそこに流れ込むことになります。
これで急須を90度以上傾けることをせずにお茶を注ぎきることが出来る条件が一つ揃いました。

穴の位置が青線より上だと90度以上傾けることになり使用中の安定が悪い(蓋を押さえ辛い)ことや、注ぎ口ではなく蓋部分からお茶が流れ出る可能性にも繋がります。
青線より下だと最後まで注ぎきれない可能性がでてきます。
ということで理論上はこの青線の位置が最善だと思います。


もちろん機能の良し悪しはいろんな要素の組み合わせですから必ずしもこの条件を満たさなくてはいけないという事ではありません。

上の図で2つの形を用意しましたが、ではどちらがいいのか?
僕は通常、上のタイプ(最大幅部が上位置にある)のポットを作っていますが機能的に優れていると思うのは下のタイプです。
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コーヒー器具でこのようなものを見た事があると思います。
一度使うとよく分りますが、これは最後まで少ない傾きでお湯を注ぎきる事に優れた合理的な構造です。
ポットを傾け水位が下がっていく様子を想像してみてください。
最大幅部がポットの一番下部で注ぎ口の高さ、距離も関係してきます。

これは金属製なので細長くS字に伸びた注ぎ口も可能ですが、粘土では成形の難しさ完成後の強度において問題が多く残ります。
作るのは大変だし、軽くぶつけただけでも折れてしまいそうで使いたくありませんね(笑)




【注ぎ口】
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注ぎ口は水位である赤線より上にある事が望ましいと思います。
赤線より下にあると、給湯時に傾けてもいないのにお湯が注ぎ口から出てきてしまうという事になります。またせっかくの容量を活かす事が出来ず7分目までしか入れられないとかになっちゃうのです。

陶土は弱い素材です。割れたり欠けたりしやすいので「尖った部分」、「はみ出た部分」、「か細い部分」はなるべく作りたくありません。
そういった面から考えると注ぎ口が赤線よりあまりにも上にあると、洗って伏せた時に注ぎ口を痛めてしまう可能性が高くなります。
また、
長い注ぎ口のように先端までの距離がボディーから離れていれば傾けの角度も少なくなり注ぎ易くはなりますが欠損とデザインを考慮しなければならないと思います。

図のような一般的に伝承されてきた注ぎ口はこういった要素をうまくバランスとった形状であると思います。


以上のことにより位置関係については
【一番出っ張ったとこに茶漉し】
【茶漉しは下にある方が急須の傾きが小さくてすむ】
【注ぎ口の高さは水位にあわせる】
【注ぎ口までの距離をとる】
といった事を基本に考えて作っています。

この他、茶漉しについても「茶漉しの大きさ」「穴の大きさ」「数」「形状」を合わせ考えた水の流量が重要な要素となり先の構造と複合的に絡み合ってきます。
茶漉しについてはまだまだ勉強不足なので今回は割愛しますね(笑)

ボディーの形状はお茶の味を変えるとも言われています。
また、釉薬も味に影響するようです。
注ぎ口の水切れも重要。
あぁ、、、長々と理屈を書いてしまいましたが、きりが無いくらい沢山の要素が絡み合っています。

実際に作品を作るにあっては合理的に使い易いという事も重要ですが、心を豊かにするということも重要な機能の一つだと思っていますのでトータルでのバランスをとるということにしています。


(おまけ)
よくバランスのよい急須は取っ手で立つと言われています。真実ではあるとも思いますが…立つか立たないかは取っ手の形状によるところが大きいので、「鉛筆のように細い取っ手でも立っている」のでなければ概ね信憑性はないと思っています。そこを判断基準にするのは馬鹿げていると思います、気にしないで作った方がよいのではないでしょうか。

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by tenstone | 2012-12-21 14:30 | 技法・technique | Trackback | Comments(7)

急須の口

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今年に入ってからかな? よくは憶えていないけど。

注ぎ口を斜めにカットするようになった。

当然、新しい事をすれば失敗もするし。

手間もかかる。

でも今はこっちが好き。

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<追記>
WAGOKOROさんの僕のページにいくつかありますのでご覧下さい。(写真は古いかも)
by tenstone | 2012-09-11 17:09 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(2)

急須・ポット

僕は便宜上、ハンドルタイプのものをポット。真鍮の取っ手タイプのものを急須と呼んでいます。
取っ手の作り以外はどちらも一緒です。
また、これらのポットや急須は蓋のサイズだけは決めていますが形状、大きさなどは揃えることをしていませんので意図せずに揃っていることもありますがすべて1点ものという扱いでお願いしています。
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WAGOKOROさんに納品していますご覧下さい。



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by tenstone | 2012-07-14 12:16 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)

急須作り

連休も終わり今日から制作再開、急須からはじめる。
僕の急須作りは一つひとつ形が違う。
揃えることはしない。
唯一の決め事は蓋の直径を7cmにするということだけ。
とは言っても、意識しなければ同日に作ったものは似てくるので変わった形を作ってみたり、バラツキを意識したりもします。
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ここから数日は急須に費やします。


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by tenstone | 2012-05-07 22:48 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(3)

真鍮把手



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by tenstone | 2012-03-17 23:56 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(2)

ポット

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皹化粧は通常より数倍以上の手間がかかってしまう、このポットたちに1週間以上かかってしまった。


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by tenstone | 2012-03-08 00:05 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(5)

[#668]皹化粧急須(赤)

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真鍮の取っ手の急須、赤いの一つだけ作りました。
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皹はこんな感じ
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by tenstone | 2010-06-05 10:38 | 作品・works | Trackback | Comments(7)

[#610]急須作り(動画)

急須作り、蓋を受ける部分を作るところです。

いろいろな作り方があると思いますが、僕の場合は作りが繊細な感じなのでヘラを使って落としていく方法でやっています。

・口元は厚めに残しておいて、ボディー全体の形を整えたら口元を斜めに押さえ込みます
・ヘラを使って口元の半分を押し下げていきます

僕のようなビギナーでも出来るやり方です^^急須作りに挑戦中の皆様、やってみてください〜



携帯で撮ったのでちょっと見づらくてすいません。
そのうち違うカメラでまた撮ってみようと思います。

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by tenstone | 2009-12-29 12:46 | 技法・technique | Trackback | Comments(5)


札幌の陶工房&器ギャラリー【STUDIO TENSTONE】橋本忍の作品紹介や陶芸のお話。下のマイクマークからインタビュー記事へ


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北海道札幌市白石区平和通9丁目北10-16
電話011-866-5067
OPEN 10:00~18:00 日祝休

※個展などで留守にしている事もありますので、お越しの際はご一報頂ければ確実です



2017年スケジュール
カップ&ソーサー展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳

企画展
3月22日〜28日
銀座三越

ワークショップ&個展
7月28日〜30日
Penélope Vallejo Studio他
(スペイン)

▼終了しました▼

一輪挿し展
2月18日〜26日
イル・ドーノ千歳
橋本忍展
2月9日〜14日
@うつわ謙心(東京)



2016年の活動
2015年の活動
2014年の活動
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2012年の活動
2011年の活動
2010年の活動
2009年の活動
2008年の活動



作品取扱店
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■il dono千歳(北海道)
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■楚々(静岡)
■物.品 Wu-pin(中国) 
■gallery Eclectic (London)
■ivory (webshop)
■うつわ謙心 (東京)
■WAGOKORO (webshop)
■OEN (webshop)
■はしもと陶芸館 (北海道)
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