自然を取り込む

土と炎と人
陶芸にはどうしても自然とか手作りの暖かさとか…なにか、観念的で人がコントロールしきれない「何か」を追い求めるイメージがつきまとう。
見ている者が求めているのか作り手が求めているのか。

無作為

矛盾のある言葉。
土の塊から形にしていく。全て自分の仕業だ。
どこにも自分の意志が介在しない場面はない。あるとすれば、それは見落としだったり手抜きだったり。それを味だとか手作りの良さだとか言う言葉は信じない。
そんななかでどうやって無作為を取り込むんだろう。
たぶん、ずっと考えてる。
それが出来ている人はたくさんいるけど僕は出来ない。
ザクッとした茶碗など見ていると素晴らしい無作為を表現されていたりする。

自分はそういった素質を持ち合わせていない事は分っているのでやはり今出来る事をやるしかない。
今は信じる形を作るしかなく、それをやり続けていれば意識せずとも手に形が染み付いてきた頃には意識から解放され、もしかしたら無作為が出来るのかもしれない。


薪で土を焼く事のように、
コントロール不能で何かに委ねなければならないものを取り込む事への憧れが最近やっている流し掛けでのデザインに繋がっているんだろうと思う。
今自分に出来るのはこれが精一杯。
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b0022655_23195815.jpg


泥が流れる形はある程度コントロール出来るけど完全にはコントロールできない。
無作為に憧れる感覚は少し満足する。
しかしこの後、流れた形通りにトレースして釉薬をかけたり銀彩したりしている自分はちょっと複雑な心境。
b0022655_23302488.jpg


今はこれが信じるところなので自信を持ってやっていこうと思う。
やりまくる。


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by tenstone | 2014-03-04 23:35 | 陶芸コラム・column | Trackback | Comments(0)
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